茫と録

日々ぼ~っと考えたことの記録

地方移住クリエイターサミット2015/03/01(日)

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福岡市主催の地方移住クリエイターサミットに参加してきました。

自分自身、地方から東京に出て就職、一度地元に戻って、また東京に戻ってという経緯があるので、地元以外の他の地方での生き方、働き方というものに興味があって。

 

後々のリマインドのために、思ったことをつらつらと書いてみます。


  • 開会の挨拶

ビデオレターによる福岡市長からのご挨拶。
めちゃめちゃフランクな市長でお話もお上手。

たしか元アナウンサーなんだよね。流石です!

市役所の広場にステージ作ってイベントやったり、市庁舎にプロジェクションマッピングをしてみたりと、福岡市、やることがおもしろ過ぎる!!

 

 

  • キーセッション「地方でいきる、はたらく、つくるということ」

経済ジャーナリスト木暮太一さんによるキーセッション。

「自己内利益を高める働き方をしよう!」というメッセージが強烈に残った。

自己内利益というのは年収-ストレス・苦労・生活費用という考え方で、
ざっくり言うと生活の充実度を指す言葉らしいです(木暮さん考案)。

要は年収の額面だけみて裕福とか幸せとか判断しない方がいいよということ。
東京から地方に移住するとなると年収の額面は下がってしまう可能性が高い。

でも、生活にかかる費用を抑えられたり、仕事・生活をしていく上でのストレスを軽減できるのであれば、年収が下がってしまっても充実した生活が送れるわけで。

もちろん地方にだって地方ならではの苦労、ストレスがあるので結局は人それぞれなんだけれども。
自分にとって自己内利益を高められる生き方、働き方を自分で考えて選択するってことが重要なんだなって思った。

 

 

  • 福岡クリエイティブキャンプ報告会

昨年9月にスタートした福岡クリエイティブキャンプに参加し、東京から福岡に移住をされた女性からの結果報告。

情報収集のために、自分も昨年の説明会に参加したのだけれど、実際に福岡移住をされた方が複数人いらっしゃったようでびっくり。

登壇された女性は子どもが2人いらっしゃるとのこと。

「私は欲張りなので」と前置きされたうえで「自分を犠牲にすることなく、子どもを幸せにしたいし、自分も幸せになりたい」旨の内容をお話されてました。

自分は子育てをしたことがないので、その大変さが分からないけれど、ぜひそのデュアルな(?)幸せを実現してほしいです。

 

 

  • 地方移住クリエイターによるトークセッション

北海道から、沖縄まで各地で活躍するクリエイター達によるトークセッション。
個人的にはイトナブ石巻代表の古山さんのお話が印象的だった。
なぜなら自分の父親の実家が石巻で、子どものころからよく遊びに行っていたから。

イトナブとは「IT」、「遊ぶ」、「学ぶ」、「営む」、「イノベーション」を組み合わせた造語で、石巻の小学生から大学生までを主なターゲットとしてプログラミングやデザインを学べる環境を提供しているんだそうな。
石巻というと港町、水産加工業の町ってイメージがあったのだけど、そこでITを子どもたちに教える環境、子どもたちがITを使いこなす面白い大人、カッコいい大人たちに出会える環境を創り上げたってのが純粋に「すげー!」って思った。

石巻にはもう15年くらい行ってないんだけど、夏にハッカソンが開催されるということなので久々に行ってみたい。(その前にプログラミング、また勉強し直さないと笑)

あと、ウミーベのカズワタベさんの話もおもしろかった。
「独身男性は福岡に来るべき!」

その理由はここには書きませんが、もう福岡行くしかない!!笑

 

 

 まとめ

地方移住を考える人たちの一番の不安はやはり 仕事、収入の面なんだそう。

でも今回のお話を聞いて、地方にも仕事はあるんだなということを認識できた。

ただ、その仕事に就くための十分なスキル、その仕事を継続できる力を持っているというのが大前提になるのかなって気がした。(地方だからといって甘くはない)

仮に今所属している組織を飛び出した時に、拾ってくれるところがあるのか否かということ意識しておかないとダメなんだろうなぁ。

要は常に勉強、進化し続けなければならないってことなんでしょうね!

 

おしまい